【JR貨・西】クモヤ145形甲種輸送

2011年台風12号の影響により、新宮駅に取り残されていた283系・381系特急電車を救出する話が浮上し、救出の前にJR西日本の事業用電車クモヤ145形が吹田(信)から新宮まで名古屋経由で甲種輸送されました。

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DD51 875+クモヤ145 1051+クモヤ145 1201+クモヤ145 1052
さすがに今回の輸送計画はJR西日本が海・貨物の両社に協力を要請し実現したもので、主に甲種輸送列車の停車駅(JR東海管内)ホームには駅員や背広の本社・三重支店社員などが警備などに訪れていました。

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後ろから。
最後尾のクモヤ145 1052はJR東海にならって?運番表示器が車号4ケタになっていました(笑)
ちなみに今回輸送されたクモヤ145の内、最後尾の1052は吹田工場、1両目・2両目の1051・1201は京都総合運転所所属の車両になるのですが、両端2両の所属組織略号は近畿統括本部の「近」になっていましたが、真ん中の1201は組織改編前の「京」のままでしたので、3両ともある意味所属記号が異なったものになりましたね。

最後に上から。
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今回の甲種では非電化路線の紀勢線を走行するため、車両限界の問題からクモヤ145形のパンタグラフなどの屋根上機器が一部撤去されていました。

JR東海管内でクモヤ145形を見るのは、すでに廃車されている伊那松島に常駐?していたクモヤ145 121を豊橋で見た以来のモノとなりました。

今回も動画の方を撮影してみました。ご覧いただけたら幸いです。