名鉄パノラマカー、最後の日。

去る9月15日未明、舞木検査場をひっそりと出発した最後のパノラマカー7011編成が、東名古屋港へ最後の自走を行いました。

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まだ空も暗い6時に4つ目を光らせ、神宮前にやってきました。
前面には最後にパノラマカーらしい小富士回送板が装着されました。

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そして再び神宮前。
こちら側には、またデザインの異なる小富士回送板が。
各駅でパノラマカーに関わった関係各所の中の人に別れを告げるかのようにMHを。

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8次車・9次車以外は熱田の日本車両 名古屋製作所で生まれており、築港線は最初で最後の走行に。

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パンタを下げ、営業列車としての命を終えた7011編成はロコトラックにけん引され、名電築港駅へ。
もう大江の時点で側面の車両番号が剥がされていますね。
車両番号のほかにも、妻面の車両銘板や、ハンドスコッチが不要になった古いものに交換されていたり、犬山遊園用の部品取りが行われていました。

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係員の手旗により、もう動くことのない場所へ。

この後、2台のクレーンにより車両が宙へ…

おつかれさま、パノラマカー